ネットショップからメール配信

僕はかつて、Webショップの雇われ店長をしていました。いくつか実店舗をかまえているアパレル系の会社が、Webショップにも進出しようと雇われたのが僕でした。店長とはいえ、商品の撮影、商品ページの作成、在庫管理、配送に至るまで、全て僕一人でこなしていました。ほとんど顧客ゼロに近い状態からのスタートだったので、まずは商品の数を増やして、とにかく検索に引っかかるようにと対策を施し、ようやく顧客も少しずつですが増えていきました。そして、売り込みで一番手っ取り早いのが、顧客へのメール配信です。
出来る限り顧客の層を熟考し、在宅している時、さらには在宅していてもあまり忙しくない時を見計らって、メールを配信するのです。とにかく見てもらわない事には意味がないのです。そして、そのメールの内容も僕が全部考えていました。ただの商品宣伝メールでは、見向きもされずに捨てられる事がほとんどなので、その内容にも一工夫必要だったのです。うちの客層は、主婦がほとんどでしたので、主婦にうけそうな内容と思って考えたのが、我が家で飼っていた文鳥の話でした。
メールマガジンのように一度に複数件のメールを送る場合に何件に対してスリープ処理を入れるのかが重要です。容量の大きいHTMLメールや画像添付メールを送る場合に、メモリオーバーが起こる可能性が高くなります。データベースの取得した値を全取得・全送信を行うとメモリの容量オーバーで動かない場合があります。送ったときの更新処理を行う場合に、更新だけでなくログ用の新規登録処理を行う場合には、注意が必要です。送信件数が多いと負荷が増します。件数を絞り、絞った件数に対してメール送信を行い終わったデータを消去してスリープ処理を数秒を入れて再実行を行います。負荷が一番少ない深夜帯にメール送信を行うのがベストですが、配信内容を見てもらう場合に日中に送るケースが多々あります。その場合に上記の内容を行って負荷がかからないようにします。